骨・関節にまつわる病気は数多あり、日常生活に支障をきたすものばかりですが、加齢とともに発症率が上がる厄介な病気と言えば変形性膝関節症です。
変形性膝関節症の原因は?
膝関節の曲げ伸ばしにおいて、クッションの役割を果たしている膝軟骨がすり減ることにあります。
膝軟骨のすり減りに直結する要因は、外傷や加齢に伴う組織の衰え、コラーゲン不足、肥満などです。
変形性膝関節症の症状は?
膝関節を動かしたときに激しい痛みがあらわれます。
起き上がる瞬間や、椅子から立ち上がる瞬間、歩き始めの一歩目で強い痛みが出ます。動作に伴う痛みであるため、痛みをかばうために歩行姿勢が不自然になったり、無理な体勢をとったりすることで他の部位にも悪影響が及びます。
バランスが悪く危険とも隣り合わせですし、体を動かす機会が減って可動域がどんどん狭まっていき、運動不足や筋力・体力不足に陥る心配もつきまといます。
変形性膝関節症の弊害
旅行やアクティビティ、スポーツ、トレーニングも自由にアクティブに楽しめなくなってしまい、日常生活に様々な制限が生じてきます。
ストレスが溜まりメンタル不調に発展するというケースも少なくありません。
軟骨がすり減って変形した膝関節が元に戻ることはありませんが、積極的な対策を講じることで痛みを緩和させて動作を楽にさせることは可能です。
変形性膝関節症を楽にするためには?
肥満体は膝に大きな負担をかけますので、体重を減らすためのダイエットは必要不可欠です。極端な食事制限はリバウンドの原因になり、リバウンドでさらに体重が増加して膝に負担をかけていては元も子もありませんので、体質改善を目的としたダイエットを意識すべきです。
歩いたり走ったりすると膝に負担がかかってしまいそうで怖いという場合は、プールでの水中ウォーキングがお勧めです。水の浮力で膝への負担が軽減されますし、意外と運動量が豊富で消費エネルギー量も多く効率よく痩せられます。
コンドロイチンやヒアルロン酸、コラーゲン、グルコサミンなどの栄養成分をサプリでチャージするのも有効的ですし、サポーターで膝関節を保護するという方法も効果的です。
甲斐整骨院グループのコラムをご覧いただき、ありがとうございます。こちらのサイトでは、当院の施術に対する考え方や、様々な症状の事についてご案内いたします。ぜひ、当院について知っていただき、お気軽にご相談していただければ幸いです。
